✔ 陣痛が来たときに上の子と2人だったらどうしよう?
✔ 入院中は上の子の世話を夫に頼みたいけど、いつ産まれるか分からないから休みの申請をしてもらいづらい…
✔ 上の子もいるから、退院しても横になってばかりってわけにもいかないな…
2人目の妊娠がわかると、出産時や入院している間、上の子の対応をどうするか悩みますよね。
私は悩んだ末、「計画無痛分娩」を選択しました。
とても満足のいくお産になったので、流れや良かった点を紹介します。
これから出産を控えている二人目ママの不安を少しでもなくせたら嬉しいです。
・出産のダメージを最小に抑えて、産後は元の生活にスムーズに戻りたい
・出産の痛みが怖くてストレスになっている
・計画無痛分娩の流れが知りたい
二人目の出産は計画無痛分娩が絶対におすすめな理由

具体的に理由を説明します。
2. 産後の回復が早いので、上の子の世話をしなければいけない2人目以降のママにうってつけ
3. 人によっては、経験したからこそ出産の痛みがトラウマになっている
4. 妊娠線予防にもいいかも!?
順に説明していきますね。
① 予定日がコントロールできるため、上の子の対応の計画が立てやすい
計画無痛分娩では、事前に先生と相談して「○月○日に出産!」と決めます。
そうするとそれに合わせて旦那さんや実母に休みを取ってもらうことができます。
自分一人ならなんとかなっても、陣痛が来たときに上の子もいて、誰も他にいなかったら…と思うと怖いですよね。
上の子がまだ小さい年子や2歳差、3歳差くらいだと余計そうだと思います。
「いつお産が始まるか」という不安がなくなるので、精神的にすごく楽です。
② 産後の回復が早いので、上の子の世話をしなければいけない2人目以降のママにうってつけ
無痛分娩は産後の回復が早いと言われています。
お産のときに変に力んだりしないからです。
自然分娩だと産後は全身が筋肉痛になった〜なんてよく聞きますが、そんなことは一切ありません。
上の子がいると、自宅に帰ってから一人目の時のように休むことはできません。
出産のダメージを最小にして、産後の生活に備えたいですよね。
出産前後の上の子のケアも記事にしているので、よかったらこちらもどうぞ。
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③ 人によっては、経験したからこそ出産の痛みがトラウマになっている
二人目だからこそ、出産や産後の痛みは怖いです。
知っているからこその恐怖ってありますよね(TT)
私の母は私を妊娠したとわかったとき、「またあの痛い思いをするのか…」と涙が出たそうです。
怖いな怖いなと思って出産まで過ごすより、麻酔があるから大丈夫!って思えたほうが楽です。
私なんて一人目の妊娠がわかったときに怖すぎて、秒で無痛分娩やってる病院ググりました(笑)
④ 妊娠線予防にもなるかも?
計画無痛分娩では、本来の予定日より少し早めに出産予定日を設定します。
普通に陣痛が来てしまうと、無痛分娩にならないからです。
私の場合は38週2日で産みました。
初産のとき、予定日ギリギリにできた妊娠線
私は上の子を産んだときも無痛分娩をしたのですが、その病院は自然に陣痛が来て、ある程度痛みが出てから麻酔を打つタイプの無痛分娩でした。
和痛分娩と言ってもいいのかも。
予定日の深夜に陣痛が始まり、40週1日(予定日一日遅れ)で出産しました。
私は妊娠がわかった超初期から熱心に妊娠線予防のクリームを縫っていたのですが、39週頃からめちゃくちゃ妊娠線が出てきたんです。
それまですごくお腹は綺麗で、このまま妊娠線できずに済みそうだな〜なんて思っていたのでショックでした。
この時の妊娠線は、私のお腹に今も残っています😢
下の子のお産では計画無痛分娩で38週2日に出産し、新たな妊娠線は増えませんでした。
私のように予定日ギリギリになってバーっと妊娠線が出ることもあるので、少し早めに産める計画無痛分娩は妊娠線ができる可能性を減らせるのかもしれません。
いずれにせよ、妊娠線ができるとめっちゃテンション下がるので十分にケアしてください。
私は今でもお腹を見ると悲しくなります😢
計画無痛分娩の流れについて知ろう

①陣痛が起こる前に、お医者様と相談し無痛分娩の日取りを決めます。
私は38週2日にしました。(38週で希望の曜日を聞かれました)
あまり早すぎると成長が十分でないし、ギリギリだと先に陣痛が来てしまうかもしれません。
先生の考えもありますが、だいたい38週くらいが多いと言われました。
②予定の前日に入院して、前処置(子宮口を広げるためのバルーン挿入など)を行います。
③次の日の朝(無痛分娩当日)から、血圧計装着・点滴による補液管理をしながら、陣痛促進剤投与開始、麻酔を始めます。
麻酔薬の効きを見ながら、麻酔を追加してもらうこともできます。
開始直後は、血圧等なにかトラブルがないか頻回にチェックされます。定期的に管で尿を採ります。
消化管の動きにも影響があるため、食事は取らず点滴で管理します。
④子宮口が全開になったら、いよいよ分娩です。
医師・助産師さんがいきむポーズやタイミングを教えてくれるので、頑張りましょう。
分娩時の傷の縫合時も、ほとんど痛みを感じないで傷の処置をしてもらえます。
⑤麻酔薬の効果が無くなると、傷の痛みや後陣痛の痛みは感じますが、通常の痛み止め(ロキソニンなど)を飲んで対応します。
【体験談】前日・当日の流れ

実際痛かったのかなど、私の体験談を紹介します!
計画出産予定日の前日にバルーン挿入
計画出産予定日の前日、朝9時に病院に行って診察し、問題がなかったためバルーンを挿入しました。
子宮口が3cm開くまでバルーン(ラミナリアというもの)を入れ続けます。
海藻でできているスポンジのようなもので、子宮の出口を拡げる処置です。
長くて15時くらい、早ければ午前中に帰れると言われました。
当日の朝は軽食であれば食べられます。
バルーンを入れるときの処置は、普段の内診よりグリッと奥に触られる感じで若干痛かったです。
でも一瞬のことなので、がまんできました。
その後は横になって装置を付けられ、胎動の様子や心拍などをチェックされながらひたすら待ちます。
バルーンを入れながら、トイレにも行けます。
私は一時間半くらい経ったころから徐々に生理痛レベルの、腰が痛い感じになりました。
でも余裕でがまんできるレベルの痛みです。(私は痛みに強くありません)
途中先生の内診を受けチェックされたりしつつ、12:30頃の内診でOKが出て帰りました。
経産婦だったからか?スムーズに開いたみたいです。
普通は大丈夫らしいですが、帰宅してからもどんどん痛くなってきたり、お産がそのまま進んでしまうようであれば病院に連絡して来るように言われました。
私は全くそんなこともなく、バルーンを抜いた後30分程で痛みは収まり、普通に日常生活を過ごしました。
当日の人工破水処理
当日は絶食です。(水分は少量とっても大丈夫です)
朝食抜きで朝8:30頃に病院に行き、診察を受けました。
上の子は実母に見ていてもらい、夫に付き添ってもらいました。
9:00頃の内診で先生が破水させ、お産スタート。
このときの処置の痛みは普段の内診よりやや痛いくらいです。
楽な服装に着替えます。少しずつ痛みも出てきました。
「少しでも痛みが出てきたらもう麻酔入れるよ」と言われていたので、痛みが出てきてすぐに脊椎麻酔をしました。
一瞬ビクッと体が反応してしまうような痛みが走りましたが、一瞬です。
(私は初産のときは硬膜外麻酔で無痛分娩をしましたが、そのときの麻酔も別に痛くなかったです)
麻酔が効いてくれば、後はもうなんともありません。
誘発剤でどんどんお産が進み、すぐに子宮口が全開になりました。
助産師さんや先生の言われたとおりのポーズをしていきみ、12:30頃に出産。
内診、脊椎麻酔のとき以外の痛みはほぼなしです。
出産後は胎盤を出したり、少し会陰を切開したのでそれを縫ってもらったりの処置があります。
その間も麻酔が効いているので、痛みはゼロ。
その後1〜2時間ほど麻酔が切れるのを待ち、夕方4時頃部屋に戻りました。
普通に美味しく晩御飯をもりもり食べました。
さすがにその日の晩、麻酔が切れてからは会陰切開の痛みでジンジンして寝られませんでした。
出産でハイになっていたこともあると思います。
翌日からも3〜4日座るときに痛みはありましたが、退院する頃には随分マシになっていました。
自然分娩だと全身筋肉痛になった、気づいたらあざだらけだったとか聞きますが、無痛分娩では全くそんな事はありません。
注意点

いくつか注意点があります。
・無痛分娩は、誰でもできるわけではない
既往歴や妊娠の状況によっては無痛分娩できないと言われることもあります。お医者さんとよく相談してください。
・無痛分娩を行っている病院は限られている
どこの病院でもできるわけではありません。
計画無痛分娩に興味があるならば、まずは近所の病院でやっているところを探しましょう。
・追加料金がかかる
私の場合、初産のときの硬膜外麻酔は+5万、二人目のときの脊椎麻酔は+3万でした。
病院によって料金にかなり差があるので、最初にきちんと調べてから病院を選びましょう。
・リスクがある
陣痛が長引いて吸引分娩になったり、麻酔の副作用で強い頭痛が起きるなどリスクもあるようです。
(私は2回とも全くありませんでしたが)
無痛分娩をするにあたっては担当医からも説明があると思うので、不安な点は質問してしっかりと確認してから、安心してお産に臨んでくださいね。
まとめ

私は3人目を産むなら、迷わずまた計画無痛分娩を選択します。
出産の痛みや、いつ陣痛がくるんだろう?という不安から解放されて、安心して出産の日を迎えられたからです。
しっかりと病院を選んで、信頼できる先生を見つけてください。
この記事を読んでくださった方は、これから出産を迎える方が多いと思います。
母子ともに健康で、出産を終えられることを祈っています!
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