こんな疑問に答えます。
入園前は保育園の生活がイメージしづらいですよね。
どういう基準で保育園を選ぶべきか、ママさん皆が悩むところだと思います。
いざ保育園見学に行ってみたものの、何をチェックすればいいかわからなかったという人も多いでしょう。
私は長男を0歳クラスに入園させるため、10園以上見学に行きました。
そのとき感じたことと、実際に息子を二年間保育園に通わせて感じたことを保育園見学のポイントとしてまとめてみました。
はじめに〜保育園入園にあたっての基本〜

✔住んでいる自治体の保育利用案内のページを熟読しよう!
保育園はどんな場所なのか?何時から何時まで利用できるのか?認可と認可外って何?保育園の基本事項が全て載っています。
入園順位の付け方は自治体によって異なるので、自分の住んでいる自治体のルールを必ず確認しましょう。
過去にその園に何点で入園できたかも確認できます。
読んだ上でわからないことがあれば、役所に電話するか窓口に行って聞いてみましょう。
✔候補の園の入園条件をチェックしよう!
一人目のお子さんの場合、一歳クラス入園だと激戦なので0歳クラス入園を目指す人が多いかと思います。
0歳クラスは生まれ月によっては入園できない場合もあるので注意が必要です。
先述しましたが、保育利用案内を熟読しましょう。
✔必ず候補の園に見学に行こう!
実際に見に行くと、ネットで調べるだけではわからないことがたくさんあります。
私も見学前と見学後で、希望順位が大幅に変わりました。
園に電話をすると見学予約ができますので、まずは候補の園に電話してみましょう。
この記事では見学時のポイントを紹介します。
それでは、私が考える保育園見学のポイントを紹介していきます!
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保育園見学のチェックポイント①施設が清潔に保たれているか
基本ですが確認しましょう。
自分の子どもに快適に過ごしてほしいですよね。汚い場所なんて論外です。
施設は老朽化していても、こまめに掃除され清潔なら問題ありません。
保育園では病気もすぐ流行します。掃除の状況は重要です。
ついでにおもちゃの状況もチェックしましょう。
おもちゃは子どもたちが遊びやすいように配置されているか?(手の届く高さの棚になっているなど)整理整頓されているか?
管理が行き届いているかの目安になると思います。
施設自体は古くても、よく掃除され清潔ならOK!
保育園見学のチェックポイント②先生の年齢層、雰囲気
私立園にありがちなのが、若い女の先生ばかりというパターン。
私も見学に行った園の中に「ここはアパレルショップ!?」と思うような、若くて派手めの先生ばかりの園がありました。
公立園は先生たちは地方公務員の扱いなので、平均勤続年数が長いのかベテランの先生も多い印象です。
若い先生は体力もあり、子どもたちもママと年齢が近くなつきやすいかもしれません。
一方、ベテランの先生は経験に基づいた保育をし、後進の指導もしてくれるでしょう。
バランス良くいろんな年代の先生がいる園が理想です。
先生の様子も確認しましょう。
子どもたちに接するときの表情はどうか?先生同士の雰囲気は良さそうか?
働いている先生たちも楽しくやっている園が、子どもにとっても楽しい園だと思います。
色々な年代の先生が、和気あいあいと働いている園なら子どもを安心して預けられる!
保育園見学のチェックポイント③送迎のしやすさ(ベビーカー置き場や駐輪場の有無)
最長で6年間、子どもを毎日送迎する場所です。
園と自宅はもちろん近ければ近いほど望ましいです。
踏切などを渡る必要がある場合は、その踏切の朝の状況(どの程度の頻度で踏切が開くか)を調べておきましょう。
保育園に対しては、ベビーカーや抱っこひもを置いておくスペースがあるか、自転車は乗り捨てて仕事に行けるかなどを確認しましょう。
周辺の道の交通量なども見学時に確認しよう!
保育園見学のチェックポイント④園庭があるか、広さはどうか

都内は十分な園庭がない保育園も多いですが、園庭や大きな窓があると室内で過ごすときでも開放感が違います。
それはそこで長時間過ごす子どもにとっても同じこと。
私は子どもにはできる限り外遊びをして育ってほしいと思っているので、園庭の有無ははかなり重視しました。
園庭がなかったり、狭い園は「近隣の公園に遊びに行っています」とみなさんおっしゃいますが、やはり園庭が園にある方が良いです。
手軽に外に出られるので、外遊びできる頻度が違います。
こんなエピソードもあります。
うちとは違う近隣の保育園に通わせているママさんが、「入園して半年も経っているのに外に連れて行ってもらえたのは2〜3回しかない」と言って転園を考えていました。
その保育園は園庭がなく、私が見学に行ったときは「天気さえ良ければ毎日公園に遊びに行きます」と言っていた園だったので驚きました。
園庭の有無・広さは私はかなり重視したポイントです!
保育園見学のチェックポイント⑤独自の保育内容
リトミックがある、英語がある、異年齢保育(異なる年齢のクラスで一緒に活動する)を行っているなど、園独自の保育内容を確認しましょう。
私立園や、公立でも指定管理者制度の園に特色があることが多いです。
自分の教育方針と合っている園を選ぼう!
保育園見学のチェックポイント⑥親の負担の度合い
使用済みオムツの持ち帰りの有無や、入園前に布団カバーなど作らなくてはいけないものがどの程度あるのか確認しましょう。
といっても、布団カバーの作成など一回だけのものは私的にはそこまで気にする必要はないと思います。
〜息子の通っている園の場合〜入園当初オムツの持ち帰りがありましたが、嬉しいことに途中でなくなりました。
臭いオムツ置き場に行かなくて済みますし、荷物も減ってラクラク!
使用済みオムツは重いしかさばります。
毎週末布団セットを持ち帰り洗濯しなければならず、週の初めと週末は荷物が多いです。
コットという簡易ベッドを導入している園では、布団セットは必要ないので楽ですね。(その場合でもブランケット等、上にかけるものは準備しなければいけません)
コットの園、羨ましいなあ〜…
おまけ 〜あの園はなかったわあ〜エピソード〜
A園に見学に行ったときのこと。
その園はできたばかりでピカピカ、木目調で一見素敵な雰囲気。
スーパーの上にあり、帰りに買い物するのにも便利です。
家からも近く、見学に行く前は優先順位高めでした。
ですが園長先生がびっくり発言。
園を案内しながら「うちは24時間空調システムで、窓は開けられないつくりになっているんです。周囲への騒音対策バッチリです」とおっしゃったのです。
子どもにとって外の風や音を感じるのは大切だと思います。
周囲への騒音対策?親へのアピールポイントがおかしすぎて、真っ先に候補から外しました。
子どものことを第一に考えていたら、その発言にはならないと思います。
その園長先生、人は良さそうだったのですが…。
実際蓋を開けてみると、激戦区にも関わらずあまりその園は人気がありませんでした。
保育園見学のチェックポイントまとめ

私は見学時の印象から、自宅からの近さと園庭の広さを重視して園を選び、第2希望の園庭が近隣では一番広い園に入ることができました。
息子は雨さえ降っていなければ毎日外遊びをさせてもらえ、楽しそうです。
公立園でベテランの先生もたくさんいらっしゃるので、安心して通わせています。
見学に行くことで、自分の保育園選びの軸を見つけることができました。
その反面、公立園なのでリトミックや英語などはありません。
私は小さいときはたくさん外で遊んで虫を触ってみたり、土に触れてみたりそういうことが大事だと思っているので満足しています。
リトミックや英語をさせたい人は私立の認可園の方が良いと思います。
ぜひ見学に行って、自分の保育園選びの軸を見つけてください!